みんにちは!わろたんです。
今回は、文学者・小林秀雄と物理・芸術・文学などいろいろな分野の偉人との対話集、『直観を磨くもの』をご紹介します。
この本は
社会人になって、日々が忙しく過ぎていき視野が狭くなりがちな人
色々な世界を垣間見てみたい学生など若い人
におススメです。
私は無類のYouTube 好きですが
YouTube ばかりでなく、たまにはこうした大人な世界の本も読んでみると良いかもしれないな、と思いました。
直観を磨くもの: 小林秀雄対話集 (新潮文庫)
今回は以下のような流れで説明していきます。
どんな本?
この本は
小林秀雄 vs 当時色々な分野で活躍した方々
という形式の対談を一冊にまとめたものです。
内容は湯川秀樹との物理の話から梅原龍三郎との美術の話にわたる広範なものになっています。
ここに出したのはあくまで一例で、他にも横光利一との文学対談などもあります。
正直、私が勉強していたのは物理なので湯川との対談以外は詳しくはよくわからなかったのですが
それでも色々な世界の色々な考え方に通ずるものが書かれているので、面白く読んでいただけると思います。
オススメポイント
この本のオススメポイントは3つです。
まず、非常に広い分野に関する対談が集まっているので、我々の日常から少し離れた視点が必ず埋まっているということです。
これは視野を広く持ちたい方々にとって有益だと思います。
普段あまり深淵なことを考えていられない社会人の方々や、純粋に色々な世界に興味の尽きない学生さんに読んでいただきたいです。
普段の視野を広げてくれること間違いなしです。
また、小林秀雄自身は明治後期~昭和中期頃を生きた方で、対談の相手も大体そのくらいの時期を生きた方々だということです。
従いまして、そのくらいの時代の人々の暮らしや身近にあったものなどを日常会話のように見ることができるのですね。
これは令和の時代を生きる我々にとっては非常に貴重なことのように思います。
さらに、一部脚注の秀逸さも挙げられると思います。
たいていは対談に出てくる有名人(ゴッホとか)や概念(相対性原理とか)の簡単な解説なのですが
たまーに、読んでみたい!と思わせる舞台の脚本の紹介などが書いてあって
読んでいて非常に楽しいです。
脚注だけであれだけ魅力的に映る脚本紹介は見たことがありません。
(ちなみに、この間私がtweetしたやつです 2019.12.)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は色々な分野で活躍した方々の対話集、『直観を磨くもの』のご紹介をしました。
会社や学校への行き帰りやちょっとした空き時間などに読んでみて下さい。
私は無類のYouTube 好きですが
YouTube ばかりでなく、たまにはこうした大人な世界の本も読んでみると良いかもしれないな、と思いました。
他にも色々と本紹介に関する記事を書いています。参考にしてみて下さい!
→「本紹介」一覧
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