みんにちは!わろたんです。
今回は物理出身のわろたんが院試の数学の勉強をどのようにしていたかをご紹介します!
数学ノンネイティブの人の参考になれば幸いです!
頻出分野
基本的には物理の学部で習うような基本的な数学が出題されます。
- 微積分
- フーリエ変換・ラプラス変換
- 複素関数論
- 微分方程式
物理受験での数学の試験の場合は、数学科のように厳しい感じの問題ではなく、具体的な計算ができることが問われているような気がします。
一例として、微積分なども積分と極限の入れ替えの証明などは基本的に出題されず、まぁ入れ替えちゃって計算しちゃってくださいみたいな感じ。
どうやって勉強した?
私は、実際に自分の手を動かして演習していくことを重視していました。
話は逸れますが、ランダウの有名な試験(物理学教程の試験)でも実際の問題が解けることが重視されたらしいです。この辺の話は『ランダウの生涯』という本に載っているので、ぜひ読んでみて下さい。
基本は詳解のような演習書を解いていって、わからないところがあったら参考書の証明を追ったり、解説を読んだりして理解を補っていくのが手っ取り早いと思います。
また、友達と院試ゼミのような形で週一回くらい集まって、ガヤガヤやっていくのもありだと思います。
自分ひとりだとなかなか気の乗らない分野もあったりしましたが、週一の集まりまでにこれだけは解くというノルマができ、捗った記憶があります。
友達同士で得意な分野が色々違ったりするので、互いに補い合いながら切磋琢磨できました。
解く問題の決め方は色々ありましょうが、私たちのグループではあみだくじで決めてました。
と言っても、当たった問題以外もみんな自主的に解いてはいましたが。
使った本
↑こちらの記事でもご紹介しましたが、数学の勉強をしたときは以下の本を使っていました。
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他にも使った本はありました(特殊関数とか)が、試験勉強を意識して使った数学の本はこの3冊です。
理系学徒は最初に読んだ本を自分の親だと思い一生ついていく習性がありますから、
ご自身が講義で使われた本を参考にしていくのが一番かなぁと思います。
講義の内容がフラッシュバックすることもあり、内容が入ってきやすいと思います。
それから、私は使いませんでしたが世の中的にはマセマというシリーズがあって結構人気みたいです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は院試数学の勉強法について書いてみました。
他の分野の勉強法についても書いていきますし、
数学に限らず全体的な勉強の流れとしてこちらの記事もありますので、参考にしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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